古家リノベーション〜続編1

再生チャレンジ中の連棟古家ですが、構造部分の劣化を補強したり、設備の充実のためにガスや電気、水道の引き込みを再整備したり。

準備にかなり悪戦苦闘の現状ですが、内部の解体はおおよそ完了し、補修箇所の少ない2階部分の補修もかなり進みました。

 

←既存の木製建具は可能な限り再利用します。

 

 

 

 

性能として、現代の樹脂サッシや複層ガラスにはかないませんが、昔の木製建具は味わいある型板ガラスが多く使われていて、空間にいい雰囲気をプラスしてくれます。

劣化の激しかった腰壁は、板張り仕様で雰囲気を壊さず補強も兼ねています。

 

間口が狭く奥行きが深い、さらに連棟で側面に窓が取れない住宅形状は、日当たりの悪さが欠点としてよくあげられます。今回の物件も玄関側(道路側)が北に位置するため、決して日当たりがいいとは言えません。

その欠点を少しでも解消するために、住宅裏側の平屋部分の屋根を半透明タイプの波板に変更しました。

 

家の奥側が明るくなることで、家全体が少し明るくなったように感じてもらえればと思います。

 

 

 

 

 

 

まだまだ工事は続きます。次の経過報告をお楽しみに!

 

#長屋・古家再生

#木製建具再利用

#雨に濡れない物干